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日本型ファシリテーター養成塾第三期がスタート

点塾スタッフの小見まいこです。

4月末に8年間お世話になった博進堂を卒業し、

今後は外部スタッフとして点塾に関わる予定です。

心機一転!原点に戻って取り組みますので、

今後ともよろしくお願い致します。

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さて、いよいよ日本型ファシリテーター養成塾第三期がスタートしました。

今年のテーマは「和の心と場の力」。

3回コースの第一回は「場づくり術・編」と題して

日本型ファシリテーターとしての場づくりの心得やスキルを実修する二日間でした。

今回は新潟県をはじめ、群馬、埼玉、福島、宮城から16名の方が集ってくださいました。

企業の経営者、社員の方、社労士や税理士さん、NPOや行政関係者など多彩で魅力的なメンバーばかりです。

また、特別講師として江戸しぐさの語り部である和楽舎の辻川牧子さんをお招きして、

恒例の「あんそろじい」から開塾。

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清水塾長より「1期生、2期生が各地でいろいろな分野で学んだことを実践され、新しいファシリテーター像を広めていらっしゃいます。みなさんも仲間となって日本型ファシリテーター像を深め、広めていきましょう」とメッセージがあった後、

点塾の定番ゲーム「アンケートゲーム」です。

「場づくり」という言葉から思い浮かぶことは何か

について全員で共有しました。

「リラックス」「安心」「関わり」「輪」「一緒に汗をかく」などなど場づくりについて個々の考えが

全体で共有され場づくりのイメージが少し浮き彫りになりました。

清水塾長より新潟のマザーテレサと呼ばれる河田珪子さんの地域の茶の間の取り組みが紹介。

地域の茶の間では4つのルールがあり、それは場づくりにおいて大切な考え方だと説明がありました

・はじめて来た人に「あんた誰」という顔をしない

・特定の仲良しグループをつくらない

・スタッフは厨房以外でエプロンをしない

・自分のことは自分でする

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続いてはインタビューゲーム。

二人一組になって場づくりの考えを深めていきました。

一気に緊張がほぐれ、

お昼ご飯は、活動班に分かれて一品料理にトライ。

切る人、混ぜる人、盛る人など協力してネバネバ和え物をつくりました。

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ご飯をつくり、一緒に食べると

お互いの持ち味が見えてきたり、距離感が一気に縮まるので、関係性が深まっていきますね。

午後からは、交流ゲームをした後、

清水塾長より講話がありました。

「今は西洋から東洋文明に転換する時期です。脱競争、脱効率を図る新しい価値観や見方が求められています。そこで、和の心や場の文化が重要な役割を果たします。日本には異質を取り入れながら共に新しいものを生み出す力があります。あらゆる分野で、西洋と東洋を統合して新しい文化を創造していく役割が日本にはあるのです」というお話に、日本の異質共存の文化に可能性を感じました。

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続いてはファシリテーショングラフィックを用いた創造的な会議。

まずは、「自分はどんな場に所属しているか」

場や場づくりについて現状把握をしました。

各々の考えや背景を共有しながら、「面白いね」「これだ!」とまさに創発の瞬間!

話し合いはずいぶんと盛り上がりました。

2回目は「自分はどんな場をつくりたいのか」というテーマで未来構想をしました。

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そして特別講師の辻川先生からの講話です。

「働くとは、江戸ではお金を稼ぐことと傍を楽にするという二つの意味がありました。傍を楽にすることはとても尊いことで、稼ぎ3割、傍を楽にすることが7割というほどで、それがめぐりめぐって自分を楽にすると言われていました。

日本の文化は米づくりとい共同事業で育まれてきました。人のため、地域のため、子孫のためにやることで、和の心、場の文化が自然と育ってきたんですね。」。

そして「勇気を与えるファシリテーター、公平に敬うファシリテーターなど、すでにみなさんオリジナルのファシリテーターになっています」と激励のメッセージをいただきました。

夜は恒例の交流会で盛り上がり、

最後は清水塾長と辻川先生の対談&ソングで一日目は幕を閉じました。

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二日目は、

参加者のみなさんより「場づくり」の導入部を披露してもらいました。

「カッコー」の輪唱、本気じゃんけんなど朝から大いに盛り上がりました。

その後は二日目の目玉である「創作茶会」。

グループごとに、テーマを決め、場づくりにおけるおもてなしの心を形にしました。

「不自由さ」「結」「ほのぼの」「しらかばに包まれて」など各班でテーマがつくられ、

お花、結界、掛け軸など、それぞれ独創的なものを用いて

居心地のよい場が生まれていました。

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その後は、明日から使える場づくり術の要綱を簡易情報集約シートにまとめました。

自分の言葉で、

場づくりの心得や大切な視点などが集約され、一人ひとりの二日間の成果がまとまりました。

今後コピーして事務局より全員分のものを送る予定ですので、

参加者のみなさんはお楽しみに。

辻川先生より

「明るい言葉を使っていきましょう。明るい言葉を使うと場のムードが変わってきます。また場をつくる際に、ファシリテーターとしての責任感で緊張することがありますが、自ら和んで参加者の気持ちに飛び込んでいくことをおすすめします。主役は参加者です。必要以上に責任を感じずに、失敗したら失敗を踏み台に自分と場の学びに変えていけば大丈夫です」とあたたかく愛のこもったメッセージをいただきました。

最後は、清水塾長から

「日本型ファシリテーターは、教えない まとめない しきらない。問いを出して、場を信頼して任せることが大切です。一人ひとりの中からでてきたものを大切にする、そしてまた問いかけて、またつくるという感じです。ファシリテーターが世の中に広がるとみんなが花開く世の中になります。職場、家庭、地域でぜひ実践していってください」というお話で締めくくりました。

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講座修了後は、みんなで汗をかきながら掃除をしました。

学びの場と生活の場をともにした二日間。

みなさんとの関係性がぐっと深くなりました。

次回は8月3日の日本型ファシリテーターの集いを経て、

9月7(金)、8日(土)に日本型ファシリテーター養成塾・コミュニケーション術編を予定しております。

みなさんとの再会、そしてさらなる出会いが楽しみです。

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